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生きているものの要求の根本

生きているものと生きていないものの違い。

生きているものは、
成長し、
繁殖し、
自らの力で動く。


自動車も電車も動くが、
生きているものの特色は
自分の力で動く。
他の力ではない。

裡(うち)の要求を果たそうとして動く。
裡の要求とは、
成長し、
繁殖すること、

これが生き物の特徴。

(野口整体の創始者、野口晴哉著 整体入門より抜粋)



からだやこころの不調に気付いた時、
外側から何とかしようとすることがある。


健康情報を探したり、
原因はなんだろうかと調べたり、
薬を飲んだりして不調を消し去ろうとする…


最近ストレスが溜まっていたかな?
無理してたかな、
寒いからかな、
運動不足かな、
食事が不規則だったかな、


反省ポイントを見つけて、
それを改善しよう!
と躍起になることもある。


案外、何もせず寝たらよくなったり、、


考えることを止めた途端に、
からだからの訴えが露呈して、
ハッとすることもある。


痛みや不快感という、
からだからのサインが
感じ取れたときこそ、

裡の要求に、従うとよいのでは?
と思う。


要求とは、
人間誰しもが同じだろうか?


例えば、
朝起きたら、
ご飯が食べたいか?
美味しいか?

朝は食べない方が調子が良いのか?

はたまた、
1日1食で絶好調の人もいる。


衣食住環境、生活様式が多様化する中で、
一辺倒では、いかない。

自分だけでも、日々リズムが変わるのに、
まして
他人と同じなんて
あり得ないのでは?


そこで大切なのは、
情報を参考にしながらも、

自分の裡の要求に
耳を傾けることである。


そのチャンスは、
痛みや不快感など、
普段と違う感じに
目を向けることで
道が開けてくる。

また繰り返す不快な感情や
繰り返す不調、
陥りがちな人間関係など

目を向けるポイントは
無数にある。



バランス良く
要求に従って生きていれば
意識することなく、


自らの力で動くことで
日々を全う
出来ているのだと思う。



人間として、
考える力もあるが、
まずは、
自らの力で動くこと、


自分発信の原動力が何か?
に目を向けて気付くために、


『自分観察』

要求の根本に焦点を向けてほしい。


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http://therapist-coaching.jimdo.com/



by herbcoach | 2016-01-03 23:19 | Comments(0)
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